発作の間は元気、少量ずつ糖分を
Q. きょうだいや周りのお友だちにうつりますか?
自家中毒は感染症ではないので、うつることはありません。体質的にくり返しやすいお子さんがいますが、周りに気を遣う必要はありません。
Q. 家でジュースを飲ませても、また吐いてしまいます。
一度にたくさん飲ませると、かえって吐きやすくなります。スプーン1杯程度のごく少量から始め、吐かなければ少しずつ量を増やしてください。少量でも受け付けない状態が続くときは受診し、点滴でブドウ糖を補うことを検討します。
Q. 毎回、血液検査やレントゲンなどの検査が必要ですか?
典型的なパターンをくり返しているお子さんであれば、毎回たくさんの検査をする必要は基本的にありません。尿検査と血糖測定で十分なことが多いです。はじめての発作や、いつもと様子が違うときには、追加の検査をご提案することがあります。
Q. いつ頃おさまりますか?
個人差はありますが、多くのお子さんは体が大きくなる10歳前後になると、自然に発作を起こさなくなっていきます。体が必要とするブドウ糖の量に対して、体重・筋肉量が増えて余裕が出てくるためと考えられています。
Q. 大きくなってからも何か関係しますか?
くり返す嘔吐の体質は、成長とともに嘔吐ではなく頭痛(片頭痛)として現れるようになる場合があるとされています。将来的に頭痛が出てくることがあっても、過度に心配する必要はありません。気になる場合は診察でご相談ください。
Q. 予防のためにできることはありますか?
発作が起きやすいタイミング(行事の前日、体調不良のとき、食欲が落ちているときなど)を把握し、本格的に吐き始める前の「なんとなく元気がない」段階で、早めに少量の糖分を与えることが予防につながります。夕食を抜かないようにすることも大切です。
Q. どのくらいの量を吐くと、点滴が必要になりますか?
糖分を含む水分も受け付けず嘔吐が続く場合や、半日以上ぐったりした状態が続く場合は受診してください。経口的な糖分補給が難しいと判断すれば、点滴でブドウ糖を補うことを検討します。
Q. 今回が初めての発作です。何か特別な検査が必要ですか?
はじめての発作のときは、典型的な自家中毒のパターンに合うかを確認するとともに、必要に応じて追加の検査を行うことがあります。特に、のどが異常にかわく・おしっこの量が多い・体重が減ってきたといった様子があれば、糖尿病との鑑別のための検査を検討します。
Q. 保育園はいつから行けますか?
自家中毒は感染症ではないため出席停止の対象にはなりません。吐き気がおさまり、いつも通り水分や食事がとれるようになれば登園・登校して大丈夫です。
この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。