抗生物質が効くとき・効かないとき
Q. 抗生物質を使えば、かぜが早く治りますか?
いいえ。かぜのほとんどはウイルスが原因で、抗生物質(細菌をやっつける薬)は効きません。使っても治りが早くなるわけではなく、かえってお腹の調子を崩したり体に合わない反応が出ることがあります。
Q. 熱が続いているのに抗生物質を出してもらえないのはなぜですか?
熱の高さや続く日数だけでは、細菌による感染かどうかは決まりません。診察や必要な検査で状態を確認したうえで、抗生物質が必要な場合にのみお出ししています。心配なときは様子を見続けず遠慮なく相談してください。
Q. せきが長引いていますが大丈夫でしょうか?
かぜのあとのせきは4週間ほど続くことも珍しくありません。だんだん軽くなっていれば心配いりません。ただし3週間以上続く場合や悪化してきた場合はご相談ください。
Q. 抗生物質を出してもらったら、最後まで飲みきらないといけませんか?
はい。処方された期間や回数は症状や検査結果をもとに医師が決めています。自己判断で早くやめたり長く続けたりせず指示どおり使い切ってください。効きにくい菌を増やさないためにも大切です。
Q. きょうだいや家族にうつりますか?
かぜの多くは、せきやくしゃみ、触れた手を介してうつります。手洗いをこまめに行い、タオルを家族で共有しないようにするとうつりにくくなります。
Q. のどの検査(迅速検査)はいつ必要ですか?
のどの痛みが強く、突然の発熱・頭痛・嘔気嘔吐・腹痛や首のリンパの腫れなど溶連菌を疑う所見があるときに検討します。結膜炎・せき・鼻水・下痢が主体のときはウイルス性を示唆するため通常は行いません。
Q. 解熱剤はどう使えばいいですか?
熱やのどの痛みがつらそうなときに、指示された解熱鎮痛剤を使ってかまいません。回数や量は診察でお伝えします。
Q. インフルエンザや水ぼうそうのときは、解熱剤に注意が必要ですか?
はい。使ってよい解熱剤の種類が限られています。市販薬を自己判断で使わず、病院で処方されたお薬を使ってください。
Q. 何日くらいで治りますか?
ほとんどのかぜ症候群は自然に良くなります。目安として発熱は3日以内、鼻水は10日以内、せきは10日〜2週間以内に軽快することが多いですが、お子さんによって差があります。
Q. どんなときにもう一度受診すればいいですか?
「受診サイン」に挙げた症状(呼吸が速い・苦しそう、水分が摂れない、熱が3日以上続く等)が出たときはご連絡・受診ください。それ以外でも症状が長引いて気になるときはご相談ください。
この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。