AMPL KIDS HEALTH GUIDE
AMPL for kids

かぜと抗菌薬

抗生物質が効くとき・効かないとき

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これは何?

かぜの原因はほとんどウイルス

  • 「かぜ」は、鼻・のど・気管など空気の通り道にウイルスが感染して起こる病気(医学的には「急性上気道炎」)。鼻水・鼻づまり・のどの痛み・せき・熱などがいろいろな組み合わせで出る。
  • 「抗生物質(抗菌薬)」は細菌をやっつける薬。かぜの原因のほとんどはウイルスなので、抗生物質を使っても効かない。
  • せきやくしゃみのしぶき、触れた手を介してうつる。
一般的な情報です
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経過の見通し

多くは自然に良くなります

  • ほとんどのかぜはウイルス性で自然に良くなる。目安として発熱は3日以内、鼻水は10日以内、せきは10日〜2週間以内に軽快することが多いが、お子さんによって差がある。
  • せきは4週間ほど、鼻水は10日前後続くことがある。だんだん軽くなっていれば心配ない。
  • 急性中耳炎の軽症例は4分の3以上が1週間で自然治癒する。
一般的な情報です
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お薬について

抗菌薬が必要なのは、一部の場合だけ

  • 抗生物質が必要になるのは、診察・検査で「細菌が関わっている」とわかった一部の場合のみ(溶連菌が見つかったとき、お薬が必要な条件を満たす中耳炎、重い/長引く副鼻腔炎など)。
  • 上のどれにも当てはまらなければ、解熱鎮痛剤・水分・休養が中心。お薬は診察で決めます
  • 抗生物質を処方された場合は、自己判断で早くやめたり長く続けたりせず、指示どおり飲みきる(効きにくい菌を増やさないため)。
一般的な情報です
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解熱剤について

インフルエンザ・水ぼうそうでは種類に注意

  • 熱やのどの痛みがつらそうなときに、指示された解熱鎮痛剤を使ってかまいません。回数や量は診察でお伝えします。
  • インフルエンザや水ぼうそうにかかっているときは、使ってよい解熱剤の種類が限られる。市販薬を自己判断で使わず、病院で処方されたお薬を使ってください。
一般的な情報です
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おうちでのケア

水分・休息・手洗い

  • 水分・栄養をこまめに(少しずつでもよい)。できるだけゆっくり休ませる。
  • 手洗いをこまめに行い、タオルは家族で共有しない。
一般的な情報です
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受診サイン

呼吸・意識の変化は待たない

今すぐ119番・救急車

  • 呼吸が止まって見える瞬間があった/呼吸が弱くて浅い、唇や顔色が悪い(紫色っぽく見える)、ぐったりしていて呼びかけへの反応が乏しい・意識がはっきりしない
  • けいれんが起きている・止まらない、のどをひどく痛がって唾も飲み込めない・声がおかしい・息苦しそうに首を突き出している
  • 唇やまぶたが急に腫れてきた・じんましんが全身に広がって息苦しい

すぐに相談・受診

  • 呼吸が速い・苦しそう(肩で息をする、鼻がピクピク動く、胸が大きくベコベコへこむ)/水分がとれない・おしっこの回数が明らかに減った
  • 一度良くなりかけたのにまた熱が上がった・鼻水やせきがぶり返した(1週間前後での悪化)/熱が3日以上続く
  • 熱が5日以上続いて目の充血・くちびるの腫れや発疹・手足の腫れ・首のリンパの腫れが一緒に出てきた
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受診サイン(続き)

耳・赤ちゃん・元気の変化にも注意

すぐに相談・受診

  • 耳を痛がる・耳だれが出た・機嫌がとても悪い/かぜらしい症状がないのに熱だけが続いている(特に赤ちゃん)
  • (赤ちゃんの場合)大泉門がへこんでいる・泣いても涙が出ない/生後3か月未満で38.0℃以上の熱がある
  • かぜのような症状のあと元気がない状態が続く・吐き気やおう吐がおさまらない・顔色が悪い・脈がとても速い/乱れている・お腹がはる/むくんでくる

数日以内に相談

  • 症状が長引く、鼻水やせきがなかなか良くならないなど軽い変化が気になるとき
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よくあるご質問 ①

抗菌薬・せき・飲みきり

Q. 抗生物質を使えば、かぜが早く治りますか?

いいえ。かぜのほとんどはウイルスが原因で、抗生物質(細菌をやっつける薬)は効きません。使っても治りが早くなるわけではなく、かえってお腹の調子を崩したり体に合わない反応が出ることがあります。

Q. 熱が続いているのに抗生物質を出してもらえないのはなぜですか?

熱の高さや続く日数だけでは、細菌による感染かどうかは決まりません。診察や必要な検査で状態を確認したうえで、抗生物質が必要な場合にのみお出ししています。心配なときは様子を見続けず遠慮なく相談してください。

Q. せきが長引いていますが大丈夫でしょうか?

かぜのあとのせきは4週間ほど続くことも珍しくありません。だんだん軽くなっていれば心配いりません。ただし3週間以上続く場合や悪化してきた場合はご相談ください。

Q. 抗生物質を出してもらったら、最後まで飲みきらないといけませんか?

はい。処方された期間や回数は症状や検査結果をもとに医師が決めています。自己判断で早くやめたり長く続けたりせず指示どおり使い切ってください。効きにくい菌を増やさないためにも大切です。

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よくあるご質問 ②

家族・検査・解熱剤

Q. きょうだいや家族にうつりますか?

かぜの多くは、せきやくしゃみ、触れた手を介してうつります。手洗いをこまめに行い、タオルを家族で共有しないようにするとうつりにくくなります。

Q. のどの検査(迅速検査)はいつ必要ですか?

のどの痛みが強く、突然の発熱・頭痛・嘔気嘔吐・腹痛や首のリンパの腫れなど溶連菌を疑う所見があるときに検討します。結膜炎・せき・鼻水・下痢が主体のときはウイルス性を示唆するため通常は行いません。

Q. 解熱剤はどう使えばいいですか?

熱やのどの痛みがつらそうなときに、指示された解熱鎮痛剤を使ってかまいません。回数や量は診察でお伝えします。

Q. インフルエンザや水ぼうそうのときは、解熱剤に注意が必要ですか?

はい。使ってよい解熱剤の種類が限られています。市販薬を自己判断で使わず、病院で処方されたお薬を使ってください。

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よくあるご質問 ③

治る目安・再受診

Q. 何日くらいで治りますか?

ほとんどのかぜ症候群は自然に良くなります。目安として発熱は3日以内、鼻水は10日以内、せきは10日〜2週間以内に軽快することが多いですが、お子さんによって差があります。

Q. どんなときにもう一度受診すればいいですか?

「受診サイン」に挙げた症状(呼吸が速い・苦しそう、水分が摂れない、熱が3日以上続く等)が出たときはご連絡・受診ください。それ以外でも症状が長引いて気になるときはご相談ください。

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気になることは、
遠慮なく主治医に。

この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。