AIIKU PEDIATRICS
あせらず、一緒に見ていきましょう
愛育病院 小児科
これは何?
体格のバランスをどう見るか
診察で見ていること
体への負担のチェック: 診察や採血で血圧・肝臓の働き・血液中の脂肪分・血糖値などを確認することがある。「今の体格が体に負担をかけていないか」を早めに見つけるための検査で、必ずしも全員に必要というわけではなく、年齢や状態に応じて判断する
見た目のサイン: 首やわきの下、脚の付け根あたりの皮膚が黒っぽく厚くなっていることがある(黒色表皮腫)。インスリンの効きにくさなど体からのサインのひとつ。気づいたら診察で遠慮なく教えてほしい
おうちでのケア・登園/登校の目安
受診サイン
FAQ(よくあるご質問)
Q. 太っているのは本人や親のせいですか? → A. いいえ、違います。体質や生活環境などいろいろな要因が重なって起こるもので、努力不足が原因ではない。叱ったり責めたりすることはかえって逆効果になることがわかっており、家族みんなで穏やかに生活を整えていくことがいちばんの近道
Q. お薬で治すことはできますか? → A. ほとんどのお子さんでは、まず食事・運動・生活リズムを整えることが治療の中心で、体重を減らす目的のお薬を使うことは基本的にない。検査で気になる変化が見つかった場合には、それに対するお薬を組み合わせることがある。お薬を使うかどうか、どんな種類・量にするかは、検査結果をふまえて診察で決める。市販のサプリメント・ダイエット食品の自己判断使用は避ける
Q. どのくらいで体重が落ち着きますか? → A. お子さんは身長が伸びている途中なので、「体重を減らす」よりも「身長の伸びに対して体重の増え方を緩やかにする」という、数か月〜年単位の時間をかけて経過をみていく
Q. 定期的な通院は必要ですか? → A. はい。1〜3か月ごとを目安に、体重・体格のバランス・成長曲線・生活の様子を一緒に確認していく。改善がゆっくりな場合や体の負担が大きいと考えられる場合には、栄養相談や専門の外来を紹介することもある
この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。