叱らず見守る、おうちでの工夫と受診サイン
Q. おねしょは性格や育て方のせいですか?
いいえ、違います。体のしくみの発達のペースによるもので、本人のせい・育て方のせいではありません。叱ったり責めたりしても治るスピードは早まらないので、あたたかく見守ってあげてください。
Q. 何歳ごろまで様子を見ていいですか?
年齢とともに自然に治っていくお子さんが多いため、就学前後で本人がまだ気にしていないうちは、様子を見る選択肢もあります。学校生活の中で本人が困っている・気にしている場合は、早めにご相談ください。
Q. 夜中に起こしてトイレに連れて行った方がいいですか?
決まった時間に無理に起こす方法は、あまり効果的ではないとされています。それよりも、寝る前の水分の取り方やトイレ習慣を整えることのほうが効果的です。
Q. 水分を減らせば早く治りますか?
日中の水分を減らす必要はありません。控えるのは夕方〜寝る前の時間帯だけで十分です。一日を通して水分を制限しすぎると、便秘や脱水につながることがあるので避けてください。
Q. お薬は必ず必要ですか?
いいえ、まずは生活の工夫から始めます。それでも改善がなく、本人の年齢や気持ちが整ってきたタイミングで、アラーム療法やお薬を検討することがあります。使うかどうか・どんな治療にするかは診察で一緒に決めていきましょう。
Q. お薬を使っている間、気をつけることはありますか?
お薬を飲んだあとは朝まで水分をひかえていただきます。また、熱・嘔吐・下痢などで体の水分が失われそうな体調不良の日は、無理に飲ませずその日はお休みして大丈夫です。体調が戻ったら再開してください。
Q. なかなか良くならない場合はどうなりますか?
治療を数か月続けても改善が乏しい場合は、より専門的にみてくれる医療機関(小児泌尿器科など)と連携して診ていくことがあります。長引く場合も焦らず、経過を一緒に確認していきましょう。
Q. 便秘があるとおねしょに関係ありますか?
はい、関係することがあります。おなかの中に便がたまっていると、すぐそばにある膀胱を圧迫し、夜尿の症状に影響することが知られています。便秘の心当たりがあれば、診察でぜひ教えてください。
この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。