AIIKU PEDIATRICS
おうちでのスキンケアと、お薬とのつきあいかた
AMPL
はじめに
アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリアが弱くなり、乾燥とかゆみをともなう湿疹をくり返す慢性の病気です。今日一日で治るものではなく、長い目で肌を整えていく病気だと考えてください。
あわてず、毎日のケアを積み重ねることが、いちばんの近道です。
毎日のケア
お風呂上がりなど、乾燥が気になるタイミングで、1日に何度でも。保湿だけでは炎症までは治まらないので、塗り薬とあわせて使います。
赤みやかゆみのもとになっている炎症は、処方された塗り薬でしっかり抑えます。良くなったあとも間をあけながら塗り続けると、ぶり返しを防げます。
塗る量は「うすく」より「しっかり」が目安です。ティッシュが軽くつく程度、少しテカる程度まで塗ってあげてください。
すぐ受診してほしいサイン
大きさのそろった水ぶくれ・ただれが急に増え、熱やぐったりした様子をともなうとき。黄色いかさぶたを伴う赤みが急に広がる、熱をもって腫れが広がるときも、早めにご連絡ください。
しっかりケアを続けても1〜2週間で良くならない、かゆくて眠れない状態が続く、体重が増えない・元気がないときは、治療の見直しが必要なサインです。
目のまわりの湿疹が強く、長引くときも一度ご相談ください。迷ったときは遠慮なくお問い合わせください。
お薬について
「怖い薬」というイメージが広がりがちですが、適切な強さ・十分な量・適切な期間で使えば、効果が高く、副作用は管理できます。塗る量は、診察のときにお子さんに合わせてお伝えします。
逆に、怖くて自己判断でやめてしまうと炎症が長引き、結果としてより強いお薬が長く必要になることがあります。良くなったあとも、週に数回など間をあけて塗り続けることで、きれいな状態を保ちます。
よくあるご質問
湿疹があること自体は、食物アレルギーがある証拠にはなりません。関わりが疑われる場合は、必要な検査などを含めた専門的な評価のもとで判断します。
ケアを続けることで、多くのお子さんは年齢とともに軽快していきます。良い状態を保ちながら、塗る回数を減らせるかを一緒に見ていきます。
この資料は一般的な説明です。お子さんごとに治療は変わります。