かゆい肌をケアする子どもと保護者、フェルトのカワウソ AMPL KIDS HEALTH GUIDE
AMPL for kids

アトピー性
皮膚炎

保湿と、お薬の続けかた

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これは何?

かゆい湿疹が繰り返す、皮膚の慢性疾患です

  • かゆみを伴う湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す、皮膚の慢性的な病気です。生まれつき肌のバリア機能が弱いお子さんに起こりやすいです。
  • 人にうつる病気ではありません。多くのお子さんが経験するありふれた病気で、適切なケアを続けることで成長とともに(学童期にかけて)落ち着いていく傾向があります。
  • 出やすい場所は年齢によって変わります。乳児期は頭や顔から始まり体や手足に広がりやすく、幼児期以降は首まわりやひじ・ひざの内側に出やすいです。
  • 乳児期のごく早い時期に、皮脂の多い場所に黄色っぽいかさぶたのようなものができる場合は、別の「乳児脂漏性皮膚炎」のこともあります。見分けは診察でご相談ください。
一般的な情報です
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見るポイント

かゆみ・場所・繰り返しかを見る

かゆみかいて眠れないほどか
場所顔・首・ひじひざの内側など
感染黄色いかさぶた・急な水ぶくれ
かゆみ、湿疹の場所、感染サインを確認する三場面のフェルト図解
一般的な情報です
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経過・検査

多くは学童期にかけて落ち着いていきます

  • 適切なケアを続けることで、多くは学童期にかけて軽快傾向をたどります。良くなったり悪くなったりを繰り返しながら少しずつ落ち着いていくことが多いです。
  • 診断のポイントは①かゆみがある、②特徴的な湿疹が特徴的な場所に出ている、③それが慢性的・繰り返し起こっている、の3つ。特別な血液検査がなくても、診察での視診・問診だけで診断できることがほとんどです。
  • 湿疹があるからといって、食物アレルギーがあるとは限りません。典型的な経過で治療の効きも良いお子さんには、血液検査をルーチンでは行いません。
一般的な情報です
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おうちでのケア

保湿がすべての基本です

保湿、爪ケア、汗を流す三つのフェルト場面
1

たっぷり保湿

お風呂上がりなど、1日に数回。

2

しっかり塗る

ティッシュが軽くくっつく程度。

3

かき壊し予防

爪を短く。汗はシャワーで流す。

一般的な情報です
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お薬について

お薬は診察で決めます

  • 保湿だけでは炎症の強い湿疹は治まりにくいため、必ず診察で決めた塗り薬(炎症を抑える薬)と組み合わせて使います。市販薬や他のお子さんのお薬を自己判断で使いません。
  • ステロイドの塗り薬は、適切な強さ・量・期間で使えば、効果が高く安全に使える薬です。不安で自己判断で中断すると、炎症がくすぶって長引くことがあります。
  • 症状が治まったあとも、きれいに見える皮膚の中に炎症が残っていることがあります。保湿を続けながら、決めた曜日だけ塗り薬を続ける「予防的な塗り方」をおすすめすることがあります。
  • 目のまわりに使うお薬は特に慎重に選びます。まぶたの皮膚は薄いため、弱めの強さや短い期間で様子を見ます。
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大切な注意

ステロイド忌避・感染・食物除去

  • 「怖い薬」という印象を持つ方は多いですが、適切な使い方なら副作用は管理できます。忌避による治療中断は、かえって長期・強い薬が必要になる悪循環につながります。
  • とびひ:「掻き壊した部位に黄色いかさぶた」。急に赤く腫れて広がる・熱を持つときはすぐ連絡を。
  • カポジ水痘様発疹症:大きさのそろった水ぶくれ・ただれが急に多発し、発熱を伴うとき。様子を見ず直ちに受診が必要です。
  • 食べ物の除去は自己判断で行いません。インターネットの情報や検査結果だけで特定の食べ物をやめると、必要な栄養が不足する心配があります。
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受診サイン

感染の急な広がりは待たない

今すぐ119番・救急車

  • 大きさのそろった水ぶくれ・ただれが急に何個も広がり、発熱やぐったりした様子を伴うとき(カポジ水痘様発疹症の疑い)

すぐに相談・受診

  • 黄色いかさぶたや汁の出る発赤が急に広がる、または皮膚が熱を持って腫れが広がってきたとき
  • 保湿とお薬を1〜2週間続けても良くならない、かゆくて眠れない日が続くとき
  • 体重が増えない、食欲がない、元気がない状態が続くとき
  • 目のまわりの湿疹が重い、または長引いているとき
  • 感染を繰り返しやすい、あざができやすい、体重が増えにくいなど、いつもと違う様子が重なって気になるとき
一般的な情報です・119階層は要・医師確認
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登園・登校の目安

基本的に控える必要はありません

  • 登園・登校を控える必要は基本的にありません。プールも通常どおり入って構いません。
  • とびひを合併している間は、患部をガーゼ等で覆っていれば通常は問題ありませんが、治るまでプールやタオルの共用は控える
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よくあるご質問 ①

ステロイド・目のまわり・食べ物

Q. ステロイドは怖い薬ではないですか?

適切な強さ・量・期間で使えば、副作用を管理しながら安全に使える薬です。むしろ不安から自己判断でやめてしまうと炎症が長引き、結果的に長い期間・強い薬が必要になりやすいことがわかっています。使い方の目安は診察でお伝えします。

Q. 目のまわりの湿疹の治療で気をつけることは?

まぶたのまわりは皮膚が薄く、お薬の影響を受けやすい場所です。他の部位より弱めの強さのお薬を選んだり、使う期間を短めに区切ったりして慎重に進めます。良くならない場合は眼科と相談しながら治療を続けることがあります。

Q. 食べ物が原因ではないですか?除去した方がいい?

湿疹があるからといって、特定の食べ物が原因とは限りません。血液検査の結果だけで除去を決めると、必要な栄養が不足する心配もあります。関わりが疑われる場合は、専門的な評価を通して一緒に判断していきましょう。

Q. 塗り薬はどのくらいの量を塗ればいいですか?

「薄くのばす」のではなく、「塗った部分にティッシュが軽くくっつく程度、少しテカる程度」がおおよその目安です。具体的な量や塗る範囲は、お子さんの状態に合わせて診察で決めます。

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よくあるご質問 ②

経過・プール・とびひ

Q. いつになったら治りますか?

多くのお子さんは、適切なケアを続けることで、学童期にかけて良くなっていく傾向があります。良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、少しずつ落ち着いていくことが多い病気です。

Q. プールや公園遊びは控えた方がいいですか?

基本的に控える必要はありません。汗をかいたらシャワーで流す、爪を短く切ってかき壊しを防ぐといった工夫をしながら、いつも通り過ごして大丈夫です。

Q. 塗り薬を続けても良くならないときは?

まずは塗る量・回数が十分か、保湿と組み合わせられているかを診察で一緒に確認します。それでも中等症以上が続く場合は、別のタイプのお薬や専門医と連携した治療への切り替えを検討することがあります。自己判断で中断せず、診察でご相談ください。

Q. とびひを起こしたら、治療はどう変わりますか?

「掻き壊した部位に黄色いかさぶた」がとびひのサインです。患部をガーゼ等で覆っていれば通常は登園は問題ありませんが、治るまではプールやタオルの共用を控えてください。急に赤く腫れて広がる、熱を持つ場合はすぐにご連絡ください。

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フェルトのカワウソと親子
AMPL KIDS HEALTH GUIDE

気になることは、
遠慮なく主治医に。

この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。