花粉の季節に鼻の症状をケアする父子とフェルトのカワウソ AMPL KIDS HEALTH GUIDE
AMPL for kids

アレルギー性鼻炎

花粉症を含む、鼻の症状とおうちでのケア

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見るポイント

鼻・睡眠・目と、症状が出る場所を見る

くしゃみ、透明な鼻水、鼻づまり
生活口呼吸、いびき、眠りの浅さ
環境季節性か、室内で一年中か
くしゃみと鼻水、睡眠、目のかゆみ、花粉と室内ダストを確認するフェルト図解
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これは何?

花粉やダニなどに、鼻が過敏に反応する病気

  • 花粉やダニ、ハウスダストなど本来は無害なものに、鼻の粘膜が過敏に反応してしまうことで起こる病気。主な症状はくしゃみ・水っぽい鼻水・鼻づまりの3つ。目のかゆみを伴うこともある。
  • 人にうつる病気ではない。スギ・ヒノキなど特定の季節だけ症状が出る「花粉症(季節性)」と、ダニ・ハウスダストなど一年を通じて症状が出る「通年性」の2タイプがある。
  • 近年、発症年齢が下がる傾向・症状が重くなる傾向が指摘されており、アトピー性皮膚炎や気管支喘息をあわせ持つお子さんも少なくない。
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ケアの手順

外出前・帰宅後・寝室で減らす

マスクと眼鏡、帰宅後の手洗いと衣服の花粉落とし、寝室の掃除を示す三つのフェルト場面
1

外出前

マスク・眼鏡、窓を閉める。

2

帰宅後

衣服を払い、顔と手を洗う。

3

寝室

掃除と寝具の洗濯をこまめに。

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経過の見通し

早めの開始で、ピークをやわらげる

  • 花粉症は、花粉が飛び始める前から治療を始めておくと、ピーク時の症状が軽く済むことがある。毎年症状が出る時期がわかっていれば、飛散予測に合わせて早めの受診・相談がおすすめ。
  • 治療は2〜4週間ほど続けて効果を確認し、良くなれば減量、季節性のものは季節が終わったところで中止する流れが一般的。
  • 舌下免疫療法は効果が出るまで数か月〜1年ほどかかり、長く続けるほど効果が長持ちする(ダニの場合は3〜5年ほどが目安)。
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検査について

多くは、診察だけで治療を始められます

  • 診察での問診と、鼻の中の状態(粘膜の色やむくみ、鼻水の様子)が典型的であれば、多くの場合は特別な検査なしで診断し、治療を始められる。
  • 診断がはっきりしないとき、治療の効きが乏しいとき、舌下免疫療法を検討するときには、血液検査(特異的IgE)や皮膚テストなどを必要に応じて行う。
  • 多数の項目を一度にまとめて調べる検査は、症状と関係のない「陽性」も出やすいため、原因として疑わしいものに絞って行うのが基本。
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おうちでのケア

花粉・ダニ対策と、鼻うがい

  • 花粉が多く飛ぶ時期は窓を閉める、マスクや眼鏡を活用する。外から帰ったら顔や手を洗い、服についた花粉を払う。
  • 寝具はこまめに洗濯・天日干しする、部屋をこまめに掃除する(ダニ・ハウスダスト対策)。
  • 生理食塩水で鼻の中を洗う「鼻うがい」も、多くのお子さんで症状をやわらげる助けになる。市販の点鼻の血管収縮薬を連続して使い続けると、かえって鼻づまりが悪化することがある——使う場合は必ず診察で相談し、決められた期間だけにする。
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お薬について

お薬の種類・量は診察で決めます

  • 症状のタイプや重さに合わせて、飲み薬(抗ヒスタミン薬など)や点鼻薬(鼻に噴霧するステロイド薬など)を単独、または組み合わせて使う。
  • 2〜4週間ほど続けて効果を確認し、良くなれば量を減らしたり、季節が終われば中止したりする。市販薬や他のお子さんのお薬を自己判断で使うことは避ける。
  • お子さんでは、勉強や集中力への影響が少ない「眠くなりにくいタイプ」のお薬を優先して選ぶことができる。鼻づまりが強いタイプには、点鼻のお薬が特に効果的。
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舌下免疫療法

5歳以上が対象。喘息がある場合は必ず相談を

  • 原因となっているものを少量ずつ体に慣らしていく治療。血液検査などで原因を確認したうえで開始時期(花粉症の場合は花粉が飛んでいない時期)を選ぶ。
  • 初回はお薬を使ったあと少なくとも30分ほど院内で様子をみてから帰宅する。
  • 喘息のあるお子さんは開始前に喘息の状態を必ず医師に伝える。喘息の症状が強く出ている時期は、開始を見合わせることがある。
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受診サイン

こんなときは、すぐご連絡・受診を

今すぐ119番・救急車

  • 舌下免疫療法を始めたあと、口の中の強い腫れ・かゆみが続く、息苦しさ、体全体のじんましん、ぐったりする様子がみられたとき(アナフィラキシーの疑い)

すぐに相談・受診

  • 片側だけから血が混じった・においの強い鼻水が続くとき(異物の可能性)/転んだ・頭をぶつけたあとにさらさらした水のような鼻水が止まらないとき
  • いびきが大きくなった・呼吸が止まって見える・日中とても眠そう/ぼんやりすることが増えたとき
  • 熱があり顔の痛みや頭痛を伴い黄色っぽい・膿のような鼻水が続くとき/目のまわりが赤く腫れる・まぶたが腫れる・物が二重に見える・目が動かしにくいとき
  • 急に匂いがわからなくなったとき、鼻血を繰り返すとき/1歳未満の赤ちゃんで鼻づまり・鼻水がずっと続いているとき
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登園・登校の目安

感染症ではないので、お休みは不要

  • 感染症ではないため、症状だけを理由に登園・登校を控える必要は基本的にない。プールも通常どおり入って構わない。
  • 発熱や他の感染症を合併している場合は、そちらに合わせて別に判断する。
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よくあるご質問 ①

うつる?検査・お薬のこと

Q. うつる病気ですか?幼稚園や学校は休んだ方がいいですか?

うつる病気ではありません。症状だけを理由に登園・登校を控える必要はなく、プールも通常どおり大丈夫です。発熱や他の感染症がある場合は、そちらに合わせて別に判断します。

Q. 血液検査や皮膚テストは必ず必要ですか?

診察での様子や鼻の中の状態、症状の特徴が典型的であれば、検査なしで診断し治療を始められることが多いです。診断がはっきりしないとき、治療の効きが乏しいとき、舌下免疫療法を考えるときなどに、必要な範囲で検査を行います。

Q. お薬はずっと飲み続けなければいけませんか?

飲み薬・点鼻薬を組み合わせて使い、2〜4週間ほど続けて効果を確認します。良くなれば減量、季節性なら季節が終わったところで中止する流れが一般的。種類・量・やめどきは診察で一緒に決めます。

Q. 舌下免疫療法とはどんな治療ですか?喘息があっても受けられますか?

原因物質を少量ずつ体に慣らしていく治療で、5歳以上が対象。効果まで数か月〜1年、長く続けるほど効果が長持ちするため数年単位の継続が前提。喘息のあるお子さんは、開始前に状態を必ず医師にお伝えください。

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よくあるご質問 ②

市販薬・花粉症・経過

Q. 眠くなりにくいお薬を選んでもらえますか?

はい。お子さんでは、勉強や集中力への影響が少ないタイプのお薬を優先して選ぶことができます。生活スタイル(学校がある日かどうかなど)も踏まえてご相談ください。

Q. 市販の点鼻薬(鼻づまりにすぐ効くタイプ)を使ってもいいですか?

連続して使い続けると、かえって鼻づまりが悪化することがあります。使う場合は必ず診察で相談し、決められた期間だけにしてください。

Q. 花粉症はいつから治療を始めるといいですか?

花粉が飛び始める前から治療を始めておくと、ピーク時の症状が軽く済むことがあります。毎年症状が出る時期がわかっている場合は、飛散予測の時期に合わせて早めに受診・相談していただくのがおすすめです。

Q. 治療を続けても良くならないときはどうすればいいですか?

2〜4週間続けても改善が乏しい場合は、お薬の組み合わせを見直したり、原因を調べる検査を追加したりします。それでも良くならない、あるいは強い鼻づまりや眠りの質への影響が続く場合は、耳鼻咽喉科と連携して評価することがあります。自己判断で市販薬に切り替えず、診察でご相談ください。

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気になることは、
遠慮なく主治医に。

この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。