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水いぼ(伝染性軟属腫)について

お子さんによくみられる、皮膚のぶつぶつです。多くは特別な検査をしなくても診察だけで診断でき、あわてず方針を決めていける病気です。順番に見ていきましょう。

これは何?

水いぼ(正式には「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」)は、ウイルスが皮膚に感染してできる、小さな盛り上がったぶつぶつです。命に関わる病気ではなく、多くのお子さんに経験のある、ごくありふれた皮膚の感染症です。

肌と肌が直接触れ合うことや、タオル・浮き輪・ビート板など肌に触れるものの共用でうつることがあります。1〜7歳くらいのお子さんに多く、もともと肌が乾燥しやすいお子さんやアトピー性皮膚炎のあるお子さんでは、数が増えやすい傾向があります。

どんな病気か

数が少ない場合、たくさんある場合、急に増えているように見える場合など、お子さんによって状態はさまざまです。数が非常に多い、急激に広がっている、治療してもなかなか変化がないといった場合には、体の他の状態もあわせて詳しく確認することがあります。

おうちでのケア・登園/登校の目安

こんなときはすぐ受診してください

よくあるご質問

Q. プールに入ってもいいですか?

A. はい、入って構いません。水を介してうつるものではないとされています。ただし、タオル・浮き輪・ビート板など肌に直接触れるものの共用は避けましょう。

Q. きょうだいや他のお子さんにうつりますか?

A. 肌と肌が直接触れることや、タオルなどの共用でうつることがあります。強く神経質になる必要はありませんが、直接肌が触れる遊びやタオルの共用にはある程度気をつけるとよいでしょう。

Q. 治療せず様子を見ても大丈夫ですか?

A. 大丈夫なことが多いです。様子を見る方法と取り除く方法のどちらが優れているかは、はっきりとした結論が出ていません。「痛い思いをしてまで無理に取らなくてもよい」という考え方も専門医の間にあります。数や広がり方、お子さんの負担感を見ながら、診察で一緒に方針を決めましょう。

Q. 取ったのにまた増えました。取りきれていないのでしょうか?

A. 治療の失敗とは限りません。摘除の前後にすでに感染していた部分から、数週間〜数か月後、まれには半年ほど経ってから新しく出てくることがあります。心配なときは診察でご相談ください。

Q. 治りかけで赤く腫れてきました。悪化していますか?

A. 治っていく過程で赤く腫れて見えることがあり、これは免疫が働いているサインであることが多いです。ただし、強い痛み・熱感・膿(うみ)を伴う場合は、別の感染を起こしている可能性もあるため、上の「すぐ受診してほしいサイン」に当てはまらないか確認してください。

Q. 痛み止めのテープは必ず使ってもらえますか?

A. 状態によります。湿疹やかき傷のある部分、体質によっては使えないことがあります。使えない場合は、少しずつ数回に分けて摘除する、皮膚科と相談するなど別の方法をご案内します。

この資料は一般的な説明です。お子さんごとに状態は異なり、治療方針は診察の中で個別に判断します。気になることは遠慮なく主治医におたずねください。
※この情報は一般的な教育目的です。個別の診断・治療の代わりにはなりません。/AMPL