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予防接種を受けられないとき・注意が必要なときについて

体調やアレルギー、飲んでいるお薬によって、その日に予防接種を受けられるかどうかは変わります。「念のため延期」になりがちですが、実際には受けられる場合がとても多いので、一緒に確認していきましょう。

これは何?

予防接種の前には、必ず「予診票」でお子さんの体調やアレルギー、持病、飲んでいるお薬について質問します。この答えによって、その日の判断は大きく2つに分かれます。

「アレルギー体質がある」「けいれんを起こしたことがある」というだけで、機械的に②を①のように扱ってしまうと、必要以上に予防接種が遅れてしまいます。この資料では、①と②の違いと、よくある誤解を整理します。

どんなときに注意が必要?

今日は見送るほうがよい状態

注意しながら確認すれば、多くの場合は受けられる状態

よくある誤解

  • 卵アレルギーがあっても、インフルエンザやMR(麻疹風疹混合)ワクチンは、ほとんどのお子さんが受けられます。
  • 少し鼻水や咳が出ていても、熱がなく元気なら受けられることがほとんどです。
  • むかしけいれんを起こしたことがあっても、多くの場合は受けられます。今は一律の待機期間は設けず、主治医と相談して受けられます(以前は「最後の発作から2〜3か月あけて」と言われていました)。

予診票の書き方と当日の流れ

予診票には、体温・体調・アレルギー・持病・飲んでいるお薬・ご家族の病気について聞く欄があります。「これは関係ないかも」と思うことでも、正直に書いてください。特に「近い親戚に、赤ちゃんのころ重い感染症を繰り返した人がいる」といった情報は大切です。

こんなときはすぐ受診してください

よくあるご質問

Q. 卵アレルギーがあります。インフルエンザやMRワクチンは受けられませんか?

A. ほとんどのお子さんは受けられます。MRワクチンはそもそも卵のたんぱく質をほとんど含まない作り方をしています。インフルエンザワクチンも、世界的に見て多くの卵アレルギーのお子さんが安全に受けられることがわかってきています。以前に卵で強いアレルギー症状(アナフィラキシー)が出たことがある場合だけ、事前にご相談ください。

Q. 少し鼻水や咳が出ていますが、予防接種は受けられますか?

A. 熱がなく、お子さんが元気であれば、多くの場合は受けられます。37.5℃以上の熱があるときは、日を改めましょう。

Q. むかしけいれんを起こしたことがあります。予防接種は受けられますか?

A. 今は一律の待機期間を設けない考え方です(以前は「最後の発作から2〜3か月」と言われていました)。多くの場合は通常どおり受けられます。予防接種で防げる病気にかかったときの熱でけいれんを起こすリスクのほうが心配なので、できるだけ受けることがすすめられています。

Q. 妊娠中ですが、予防接種は受けられますか?

A. 生きたウイルスを弱くしたワクチン(MRワクチンなど)は妊娠中には受けられません。一方、インフルエンザワクチンなど生きていない成分のワクチンは、妊娠中でも受けられます。

Q. 風疹のワクチンを受けたあと、うっかり妊娠がわかりました。赤ちゃんに影響がありますか?

A. 風疹ワクチンを受けたあとは2か月間、妊娠を避けていただくようお願いしています。ただし、もしその期間に妊娠がわかっても、これまでに赤ちゃんへの影響が出たという報告はありません。心配なときは、あわてずに主治医にご相談ください。

Q. ステロイドや免疫を抑えるお薬を使っています。予防接種は受けられますか?

A. 生きたウイルスを弱くしたワクチンは、お薬の種類や量によって受けられるかどうかが変わります。お薬は診察で決めますので、必ず主治医と相談したうえで判断します。インフルエンザワクチンなど生きていない成分のワクチンは、多くの場合そのまま受けられます。

Q. 家族が予防接種を受けたら、妊娠中の家族にうつりませんか?

A. 家族が予防接種を受けても、そこから妊娠中の方に病気がうつることはありません。安心してご家族みんなで予防接種を受けてください。

この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。気になることは遠慮なく主治医におたずねください。
※この情報は一般的な教育目的です。個別の診断・治療の代わりにはなりません。/AMPL