熱の高さだけで、病気の重さは決まりません。帰宅後は「水分がとれるか」「呼びかけに反応するか」「眠れているか」を見てください。このページだけで、おうちでの過ごし方と受診の目安が分かります。
けいれんが5分以上続く。呼びかけに反応しない。呼吸が弱い。唇や顔色が青い。
生後3か月未満で38.0℃以上。ぐったりする。水分がとれない。呼吸が苦しそう。
少しずつ水分がとれ、目が合い、眠れているなら、楽に過ごせるよう見守ります。
発熱は、体がウイルスや細菌に反応している状態です。体温の数字より、お子さんの様子を見ます。
多くの発熱は数日で自然に良くなります。ただし、月齢が低いほど見た目だけでは判断しにくいため、受診の基準が変わります。
| 月齢 | 考え方 |
|---|---|
| 生後3か月未満 | 38.0℃以上なら、元気そうに見えても受診してください。 |
| 生後3か月〜3歳 | 水分、反応、呼吸、眠り方を見ます。飲めていて、目が合い、眠れているなら、多くはおうちで様子を見られます。 |
免疫の病気、抗がん剤治療中、脾臓がない、先天性心疾患、カテーテルやシャントが入っている場合は、元気そうでも早めにご相談ください。最近海外へ行った場合は、受診時に渡航先と時期をお伝えください。

119以外の項目でも、様子を見続けずに医療機関へご連絡ください。判断に迷うときは、受診して構いません。
Q. 何度から「発熱」ですか?
A. 一般的には体温38.0℃以上を発熱と考えます。特に生後3か月未満のお子さんは、38.0℃以上というだけで詳しい検査が必要になることがあるため、まず受診してください。
Q. 熱がなかなか下がりません。解熱剤を追加していいですか?
A. お薬は診察で決めます。決められた時間より早く追加したり、種類を変えたりする前に、必ず医師・薬剤師にご相談ください。熱が下がるかどうかだけで、病気の重さを判断することはできません。
Q. 解熱剤で熱が下がったので、もう安心していいですか?
A. 熱が下がっても、ぐったりしている・水分が摂れないなどの様子があれば油断はできません。「すぐ受診してほしいサイン」を参考に、お子さんの様子全体を見てあげてください。
Q. 以前、熱性けいれんを起こしたことがあります。今回も心配です。
A. 短時間でおさまり、その後すぐに意識がはっきり戻るタイプの熱性けいれんは、多くの場合そのまま様子を見られます。ただし、けいれんが長引く・繰り返す・意識がなかなか戻らない場合はすぐ受診してください。判断に迷うときは遠慮なくご相談ください。
Q. 何日くらいで治りますか?
A. 3か月〜3歳のお子さんの発熱の多くは、ウイルス感染によるもので数日で自然に良くなります。5日以上続く場合や、途中で様子が変わった場合は、あらためて受診してください。