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RSV・細気管支炎について

呼吸が苦しそうな様子を見て、ご心配だったと思います。多くの赤ちゃんが自然に良くなっていく、とてもよくある感染症です。経過の目安とおうちでのケア、注意していただきたいサインをまとめました。

これは何?

RSウイルスなどのウイルスが原因で、赤ちゃんの気管支の中でも特に細い部分(「細気管支」)に炎症が起きる病気です。そのため「細気管支炎」と呼ばれます。

2歳未満のお子さん、特に生後2〜6ヶ月ごろの赤ちゃんに多く見られます。ほとんどすべての赤ちゃんが2歳になるまでに一度はRSウイルスに感染するといわれるほど、身近なウイルスです。

多くのお子さんは自然に軽快しますが、赤ちゃんは気道が細いぶん、一部のお子さんでは呼吸が苦しくなったり、おっぱい・ミルクが飲みにくくなったりすることがあります。

どんな経過をたどるの?

はじめは鼻水・咳が中心で、2〜3日ほどしてから「ぜーぜー」という喘鳴(ぜんめい)や、呼吸が速くなる症状が出てくることがあります。

症状は発症から3〜5日目ごろが一番つらい時期で、その後少しずつ落ち着いていきます。咳は良くなった後も2〜3週間ほど残ることがありますが、これは自然な経過で、それだけで心配する必要はありません。

検査について:多くの場合、問診と診察だけで診断できるため、レントゲンや採血、鼻に綿棒を入れるウイルス検査は基本的に必要ありません。呼吸の中の酸素の量を指や足の先で調べる機械(パルスオキシメーター)を使うことはあります。

おうちでのケア

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よくあるご質問

Q. レントゲンや採血をしないと言われました。大丈夫ですか?

A. 多くの場合、問診と診察だけで診断でき、検査をしても分かることは限られています。写った影を見て肺炎と思い込み、不要な抗菌薬につながってしまうこともあるため、必要と判断した場合に限って行います。

Q. 咳止めや、ぜーぜーを止めるお薬はもらえないのですか?

A. 気管支拡張薬やステロイド、咳止めは、細気管支炎には効果が乏しいか、かえって体の負担になることが分かっています。お薬は診察で必要と判断した場合にのみ決めますので、市販薬も含めて自己判断で使わないようにしてください。

Q. きょうだいや保育園にうつりますか?いつから登園していいですか?

A. RSウイルスは咳・くしゃみや、触れた手などを介してうつりやすいウイルスです。手洗いやおもちゃの消毒を心がけてください。登園再開の目安は、熱が下がり呼吸や哺乳の状態が落ち着いてからです。具体的な時期は保育園の方針や体調によって変わりますので、主治医にご相談ください。

Q. 予防の注射やワクチンがあると聞きました。

A. 生まれつき心臓や肺に病気があるなど重症化しやすいお子さんには、予防のための抗体注射が使われることがあります。また、妊娠中に受けられるワクチンも新しく始まっています。対象になるかどうかはお子さんの状態によって異なりますので、気になる方は診察でご相談ください。

Q. 家でこれ以上何かできることはありますか?

A. 鼻水をこまめに取ってあげる、水分をこまめに与える、お部屋を加湿する、タバコの煙を避ける、といったことが助けになります。焦らず、お子さんの機嫌や飲み具合、呼吸の様子をよく見てあげてください。

この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。気になることは遠慮なく主治医におたずねください。
※この情報は一般的な教育目的です。個別の診断・治療の代わりにはなりません。/AMPL